WWDC 2023
admin | 2023 年 6 月 14 日Apple主催のWWDC(世界開発者会議)に合わせて、シリコンバレー界隈に集まったエンジニア達と交流してきました。オンラインでは感じられない高揚感があり、やはり頭だけで理解するのではなく、現地で人に合う事がとても大切であると実感させられます。
中でも話題なのは Apple Vision Pro。
“Spatial Computing(空間コンピューティング)”という言葉と共に、これからの時代を切り開いていくデバイスとなりそうです。Meta Quest3と比較されますが、初期導入されるマーケットが全く違うため競合になるのは数年先だと考えられます。
iPhoneがそうだったように、まずは開発者とコンテンツホルダーから広がり、アプリが充実した頃に廉価版のVisionSEが発売されて一気にSpatial computingが広がっていくのでしょう。iPhone3Gで世界にiPhoneが広がった頃を思い出させます。
現在はChatGPTに代表されるようなLLM/AIが注目されていますが、それらの情報エンジンを操作するインターフェイスとしてはSpatial computingとNLUI(自然言語ユーザーインターフェイス)の組み合わせが主流になっていくと思われます。
当社ではAlexaスキルで培った言語インターフェイスの基礎とSpatial computingの空間UIを組み合わせ、AIエンジンと人間との橋渡しを自然に行えるインターフェイスの提供を目指していきたいと考えています。
2024年初旬のApple Vision Pro発売に合わせて「空間アプリ」を発表して新しい時代の流れを作る一助となっていきます。